このたわごとも今日からとうとう十年目らしい。なんだかんだでダラダラと続いてしまったもんだ。この十年でインターネットを取り巻く環境ってのは、インフラ的にもサービス的にも社会規範的にも変化し続けてきたなぁ、とは思うけど、その変化が人間にいいように作用したかというと全面的には肯定できないなぁ、と。
まぁ、何が言いたいかというと、ネットで軽々しく「死ね」とか書いてしまう人が十年間で増えすぎたと思うんだよ。ネットだから何言ってもいい、何言っても怒られない、という風潮ができあがっちゃてるのが、とても自分の感覚としては受け入れ難い。ネットの常識と世間の常識が一致する必要まではないと思うけど、「人としてどーなのよ」の部分ぐらいは一致していてもいいと思うんだけどなぁ。
インターネットは「生活の役に立つかもしれない」道具でしかなくって、そんでもって道具ってのは使い方次第だと思っていて、それは車の運転や包丁の使い方と同じで、ちゃんと使い方を心得ないといつか怪我するぞー、自分に跳ね返ってくるぞというもんだと認識してます。Winny 使ってウィルス感染→個人情報流出とか、フィッシング詐欺とか、そういうニュースを見ると技術に人間が弄ばれているなー、と感じるわけです(もちろんウィルスやフィッシング詐欺をすること自体もってのほかだが)。
まぁ、たまには思うところを書いてみたりしたけれど、今後のインターネットの進化とはあまり関係なく、ダラダラと続けていきますので興味のある人だけ見てくださいな。10周年記念企画とか全然用意してないから期待しないでね!
写真は北千住の成城石井に売っていた伊勢うどん、懐かしい味なのでついつい買ってしまった。伊勢うどんなんだけど四日市製というパラドキシカルな逸品。